内視鏡粘膜切除(EMR)ビデオ
2012年10月16日
(映像提供:佐野寧理事長・院長/Dr. Yasushi Sano)
【症 例】 72歳、男性、
【主 訴】 便鮮血陽性
【治療経過】
直腸の大きさ6mm大のIs+IIc様病変。インジゴカルミン(青)およびクリスタルバイオレット(紫)染色による表面微細構造はVi型Pit patternを呈していた。領域性としては5mm程度でありsm1000μ浸潤程度と診断。Total biopsy目的でEMR施行した。動脈性の出血を認めOLYMPUS社製Clipと止血鉗子で止血し、外来での日帰り手術を終了した。病理組織診断:0-Is+IIc, 6mm, well differentiated adenocarcinoma,depth:sm1(1000μm), ly0, v0, surgical stump(-)。6ヶ月の内視鏡では再発を認めていない。