NBI観察ビデオ
2012年10月16日
(映像提供:佐野寧理事長・院長/Dr. Yasushi Sano)
【症 例】76歳、男性
【主 訴】腹部不快感
直腸(Rs)の4mmの平坦型病変。通常観察では視認性に乏しいが、NBI観察では茶色の病変(brownish area)として明瞭に描出される。
引き続く拡大観察では色素(青)を使用しなくても、NBI観察 だけで表面微細構造(佐野分類:Capillary pattern type I~III)が明瞭に観察されることがわかる。腺腫と診断できる。
スクリーニング大腸内視鏡の効率化に寄与すると考えられる。