臨床工学科(人工透析) ※無料送迎・臨時透析対応
当科の概要
病院の最上階・6階にある人工透析室は、南向きに大きな窓があり、明るく、見晴らしの良いロケーションです。「待合ホール」「更衣室」「休憩スペース」はリフォームによって”落ち着いた木目を基調”としたデザインとなり、男女それぞれの更衣室も拡張しました。また、患者様がゆったりと寛げるソファーやテーブルもモダンなタイプに新調し、患者様からも好評です。
当院では垂水区の慢性腎不全患者さまに対し、地域に先がけて昭和50年から血液透析療法を行っております。
定期的に血液検査、胸部レントゲン検査のほか、心電図、心エコー、腹部エコーなどの生理機能検査も行い、合併症の予防、早期発見、治療に積極的に取り組み、患者さまが満足できる、よりよい医療、一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな透析治療を心掛けています。
無料送迎行っておりますので、ご希望の方はスタッフにお声がけください。
旅行や帰省時の臨時透析だけでなく、手術や内視鏡検査などの入院時や吐下血などの緊急時の臨時透析にも対応しております。
患者様に応じた治療の提供
透析導入から維持透析まで対応しております。
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- オンライン血液濾過透析(OHDF)
- 間欠式血液濾過透析(IHDF)
- シャントPTA
- 腹水濾過濃縮再静注療法(CART)
- 顆粒球吸着除去療法(GCAP)
オンラインシステムによる血液濾過透析(OHDF)
当センターではオンラインHDFを行っております。オンラインHDFは、通常の血液透析(HD)では除去しきれなかった分子量の大きな老廃物を取り除くことができ、短時間でより多くの濾過ができるため、効率的な治療が行えます。また、当センターでは清浄な透析液(ウルトラピュア)を使用しているため、透析アミロイドーシスによる手根管症候群の発生抑制に加え、貧血や血液透析中の血圧低下なども改善されます。
シャントPTA
シャント狭窄の治療としてシャントPTA(バルーンカテーテルによる非経皮的血管拡張術)を開始しました。
当院では、バルーンによる拡張時の痛み緩和の為に、静脈麻酔下での治療を行っています。
静脈麻酔を使用するため入院での治療となります。
※シャントは透析患者様にとって、非常に重要です。当院では、技術と実績のある小島善詞先生(小島外科院長 http://www.kojima-geka.info/)との連携により、安全に対応させていただきます。
快適な治療環境の提供
最上階にある当科は、南向きに大きな窓があり、明るく広々とした空間で治療を受けることができます。
長い透析時間を少しでも快適に過ごして頂けるよう、各ベッドには無料視聴のテレビを設置しております。
さらにロッカー室や透析ラウンジを備え、リラックスして過ごせる空間をご提供できるよう心掛けています。
あらゆる側面からの管理、支援
医師、看護師、臨床工学技士、検査技師、栄養士、薬剤師、放射線技師、メディカルソーシャルワーカーなどがチームを組み、定期的な透析カンファレンスを通じて、患者さまを、さまざまな側面からサポートします。
当院には入院設備があり検査入院は勿論、併設の老人保健施設マインレーベンへの入居も可能です。
管理栄養士による栄養指導と食事提供(有料)
ご希望される患者さまには透析食をご用意できます。また、ご希望があれば管理栄養士による栄養相談・食事指導を受けることも可能です。
透析スケジュール
診療内容・診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
9:00〜14:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
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透析装置
透析スタッフ
- 透析部長 佐野 寧(やすし)医師
- 透析副部長 佐野 亙(わたる)医師
- 岩館 峰雄 医師
- 透析常勤スタッフ・・・5名
ドクター紹介
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